日本テクトシステムズ株式会社は、生成AIを活用した認知機能の維持・改善に関する情報提供サービス「KENNOライフアシスト(仮称)」を開発し、β版を大型アップデート/デザインリニューアルされた「MySOS(マイエスオーエス)」に搭載した。
(画像はWebサイトより)
認知機能の低下を抑え、健康な生活をサポートすることを目指す
厚生労働省によると、2040年には認知症が約584万人、認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)が約613万人になるという。
MCIの段階で適切な対応を行えば、認知症への移行の遅延、健常な状態への回復の可能性がある。早い段階での認知機能低下症への気づきや対応が取れることが、日常生活の質を向上させるために効果的だとされる。
そこで、開発された「KENNOライフアシスト(仮称)」は、性別や年齢、生活習慣等のニーズにあわせて、認知機能の維持・改善に寄与する運動、食生活など生活に関する情報を、生成AIを活用して総合的に提案することで、認知機能の低下を抑え、健康な生活をサポートすることを目指している。
人生100年時代が来るとも言われるが、認知症罹患のリスクを生成AIが軽減してくれるなら、生成AIを適切に活用していると言えるだろう。
人間と生成AIが共存する世界が、すぐそこまで来ているようだ。
日本テクトシステムズ株式会社