
一つ騒動が終わったころにまた新たな騒動が起きる、何かとお騒がせな中国食品関連。全国的に連日報道された餃子の薬物混入事件や、中国では髪の毛を利用してしょうゆを作るという噂も耳に新しい。
そんな中、今度はこんな衝撃的なニュースが飛び込んできたのだ。
2010年3月19日、「レコードチャイナ」が「中国人は下水道の汚水から製造された『リサイクル食用油』を年間300万トン食べている」という報道をした。この報道によると、下水道を流れる汚水をろ過し、加熱して作られる「リサイクル食用油」は中国全土で広く一般的に利用されているそうだ。
この報道は巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」のみならず、ネットユーザーの日本人全員に衝撃を与えた。この報道への「2ちゃんねる」の反応はニュースカテゴリの「痛いニュース(ノ∀`)」板で見ることができる。中には「今後何が起きても絶対に中国にだけは行かない」と意を決した人もいる。「便所の落書き」といわれる「2ちゃんねる」なだけに、この報道に対して言葉を選ばない辛らつな意見が多数見受けられる。気持ちが悪くなって画面を離れた人も…。
ネタや都市伝説の類と思われていたこの報道だが、翌20日に「レコードチャイナ」は続報の「リサイクル食用油、当局が飲食業界の実態調査へ」という報道をしている。どうやらこれは「信じるか信じないかはあなた次第」という話でもないようだ。
人口も多く、貧富の差が激しいことで知られる中国。貧しい農村部の人にとってはとてもありがたい「リサイクル食用油」の存在かもしれないが、どうか観光客向けのレストランなどで使用されていないことを祈るばかりだ。
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