青年実業家、クリスマスイブの相手に自らを競売にかける—中国

クリスマスイブに会う相手がいないとお嘆きの貴女。もし、中国に住んでいたら、若くてイケメンのお金持ちをゲットできたかもしれない。

中国のオークションサイト「淘宝（タオバオ、Taobao）」に出品されたのは、22歳の若き青年実業家、レイモンド・リウ氏その人。リウ氏は、淘宝にオンライン店舗「SHINEE」を展開し、化粧品の通販サイト「jialituan.com」も持っている。

リウ氏が出品された理由は、美しい女性が、一人で寂しくクリスマスイブを過ごすのを防ぐため。入札者の条件は、35歳未満の子供のいない健康な独身女性。ゲイ男性は除く。

落札されたら、両親に会わせたり、プレゼントとして贈る事も可能。有効期間中は、面倒な家事を引き受けるが、結婚や妊娠には向かないとの注意書きがあった。

リウ氏の入札者は100人ほどいたが、結局、5450元（約7万円）で落札された。落札者女性の身元は明かされていないが、ご褒美として、ipadか3000元（約3万8千円）ほどの化粧品も貰える。

リウ氏がオークションに出た理由は、自らがクリスマスイブの相手を探したかったというのもあるらしいが、オンラインストアで赤字を出している矢先、その補てんを狙って、話題作りにいそしんだという説もある。

いずれにしろ、7万円ならずいぶん安い。日本では、嵐のコンサートチケットが1枚6万ぐらいに跳ね上がるのだから、人ひとり7万だったら、お買い得だったと言えるかもしれない。



淘宝（タオバオ、Taobao）

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