
株式会社大熊工業 建築事業部カジャデザインは、「0 (ゼロ) LDK という新しい発想の間取りの住宅」を完成させた。
(画像はプレスリリースより)
「0 (ゼロ) LDK」
「0 (ゼロ) LDKとはいったいどういうものなのだろうか。要するに、リビング、ダイニング、キッチン、さらには寝室や書斎も壁で仕切られていない間取りのことである。
通常は壁で仕切られている部屋を全て1つの空間の中に設けているので、大きなワンフロアが生まれ、開放的で明るい空間となっている。
これにより、家族のコミュニケーションの壁、部屋を仕切る壁も、0(ゼロ)になり、スムーズなやり取りが可能になる。
夜遅く仕事から帰ってくると、皆が自分の部屋に引き込もっていて誰にも会わないなどということもない。どこかしら、人の気配が感じられるのだ。
間取りは、家族が一番集まるリビングスペースを空間の中央に設け、それを取り囲むようにキッチン、ダイニング、寝室、書斎が配置されている。
はてさて、この「0 (ゼロ) LDK」は、これから流行っていくのだろうか。それとも、やはり家庭内のプライバシーが欲しいと見直すことになるのだろうか。
今後の施主の動向が気になるところである。
株式会社大熊工業建築事業部カジャデザイン