
ピカソの絵画を景品とするフランスのチャリティくじ企画「1Picasso For 100Euros(1ピカソ・フォー・100ユーロズ)」の抽選会が、3月30日(月)にパリのクリスティーズで開催される。
(画像はプレスリリースより)
「1Picasso For 100Euros(1ピカソ・フォー・100ユーロズ)」
「1Picasso For 100Euros」とは、ピカソの作品がくじで当たる抽選会に1口100ユーロから参加できる、人道支援のためのチャリティ企画。
目的は、水不足に苦しむアフリカの人々の支援。井戸やトイレの整備を通じて、生活向上をサポートすること。
今回は第2回目。第1回は2013年。ピカソのキュビズム時代の絵画『L'Homme au Gibus(オペラハットの男)』を、アメリカ人男性が手に入れた。得られた収益は約6億円。レバノンの古代首都ティールの世界遺産保存事業に使用された。
2回目となる今回の景品は、ピカソの『Nature Morte(静物画)』。お酒のアブサンが入ったグラスと新聞紙を描いた人気作品で、美しい幾何学的な構成が高く評価されている。価格は推定1億2千万円。
全世界からオンラインで気軽に参加できるように公式サイトも多言語化。年に1回の頻度で、同様のコンセプトの企画を開催することが計画されている。
絵画を愛する教養溢れるアナタにお勧めのチャリティ企画と言えよう。
「1Picasso For 100Euros」日本事務局抽選チケット購入サイト