
一人暮らしの人も老後が寂しくなくなるかもしれない。株式会社東芝が将来介護もできる、人間らしい容姿で腕や手が自然な動きをするコミュニケーションロボットを開発したのである。
(画像はプレスリリースより)
コミュニケーションロボット
このロボットは、肌の質感や目の動きなど人間らしい容姿をしているという。現在は、お辞儀や簡単な挨拶・手話などの動作を行う。
2020年には、センサ技術や音声合成技術、音声認識技術、ロボットメカ制御技術を駆使して、高齢者・認知症患者の話し相手、遠隔カウンセラー、手話ロボット、高齢者見守りロボットなど福祉・ヘルスケア分野での活用ができそうだ。
2020年といえば東京オリンピックの開催年。本当の人間ではなく、人間らしい容姿のロボットが、受付をするようになるかもしれない。
そして、高齢者の方には、親切な介護者となってくれるのではないだろうか。何せ、とても辛抱強く、疲れを知らずに面倒を見てくれるだろうし、口が裂けても決して「さっきそれ言ったでしょう!」「どうして分からないの!」などと言ったりしないだろうから。
なお、実際のコミュニケーションロボットは、10月7日から開催されるCEATEC JAPAN 2014で見ることができる。
株式会社東芝