
ロボットが受付をする時代も近いようだ。株式会社広島銀行は、12 月18 日に移転オープンした八丁堀支店の新店舗で、富士通株式会社と共同で、コミュニケーションロボット「ロボピン」が、行員に代わって顧客とコミュニケーションを行うを実証実験を行う。
(画像はプレスリリースより)
「ロボピン」
「ロボピン」が行う実証実験は、「顧客との円滑なコミュニケーションの実現」「接客・商品案内による業務の効率化」「無人店舗での実用化」。期間は12月18日から約6 ヶ月間(予定)だ。
具体的に検証するのは、「ロボピン」が来店者の接近を認識し、適切に応答できるかどうか、店内に設置しているタブレットを連携した「ロボピン」が、来店者がタブレット上で選択した用件(店内や八丁堀支店周辺の案内など)に合わせて、適切に応答できるかどうかの予定。
この実証実験による検証結果を基に、広島銀行ではロボットで行う銀行業務の検討を行うとともに、今後は音声認識機能による双方向での会話の実現、AI(人工知能)と連携した回答精度の向上、人認識精度の向上による顧客の属性にあったサービスの案内機能等の搭載を検討し、営業店での実用化を目指す。
いつの間にか、ロボットが様々な仕事に就いている世界が来るのかもしれない。
株式会社広島銀行富士通株式会社