
株式会社伊藤園は、株式会社ワンウィルとサンロック工業株式会社と共同開発した製品「茶殻配合シート」を活用した「茶殻抗菌シール」を、自動販売機での購入時に手が触れる部分に貼付した、抗菌対策自動販売機を6月より順次展開する。
(画像はプレスリリースより)
「茶殻抗菌シール」
そもそも茶殻には、カテキンなど緑茶成分由来の抗菌効果がある。茶殻抗菌シールは、独自の技術「茶殻リサイクルシステム」により開発されたもの。
コロナ禍はまだ完全に収束しておらず、消費者からは、不特定多数の方が利用する自動販売機の「衛生面」への不安の声も聞かれる。
今回、自動販売機の購入ボタンや取り出し口に、抗菌効果のある茶殻抗菌シールを貼付することにより、消費者の「安心」「安全」の思いに応え、より衛生的で身近な自動販売機として展開する。
茶殻抗菌シールを貼付した抗菌対策自動販売機は、6月より、衛生面への配慮が求められる病院や介護施設などから先行し、全国30,000台での展開を目標としている。
これで水分を多く必要とする夏に、心置きなく自動販売機で補給することができるだろう。
株式会社伊藤園