
生活保護がビジネスになるという話が最近聞かれるようになった。医療費がただになる生活保護制度を悪用し、お金を稼ぐ連中がいるのである。
悪用の例
まず、生活保護受給者となり、精神疾患を装い、精神科を訪れると、簡単に向精神薬が手に入る。ハルシオン、エリミン、レキソタン、ワイバックスといった睡眠薬や精神安定剤だ。いくつもの病院に行けば、さらに多くの向精神薬が得られる。生活保護受給者の医療費はただのため、薬の原価はかからない。こうした薬を裏サイトなどで手際よく転売するのだ。
さらに、生活困窮者から生活保護費をピンハネする「囲い屋」稼業もある。ホームレスにアパートをあっせんし、生活保護の申請を手伝う。その後、彼らの生活保護費から月々何万円か取り上げる。
こういった手法で得られる収入は、月50万円とも。遊びや旅行にでかける資金にしている輩もいるようである。関係機関は、きちんとチェックしているのだろうか?それらが庶民の血税から出ている事を忘れられては困る。
生活保護向精神薬