
今日紹介するのは、映像作家
奥下和彦さんの作品だ。
一次元で3Dと呼ぶに相応しい本作品。作者の奥下和彦さんは、
自主制作アニメ「赤い糸」Independent production animeというタイトルのこの作品で、一本の赤い糸を使って男の子の一生をドラマチックに描き出している。
とても一本の線だけで描かれているとは思えない躍動感あふれる人物や風景の動きと、それらが構成する楽しいストーリー。
作者が本作品についてyoutube上で公開していたコメントは、
自主制作アニメーションです。人が繰り返す出会いと別れ、生きて いる悲しみと喜びを、一本の赤い糸で表現しました。
この作品の随所には、人と人との『つながり』を赤い糸で表現した作者のこだわりが隠されている。最後まで見終わった後、再び視聴してみることで新たな発見があるかも知れない。