
中国といえば、最近経済成長が著しい。そのため、ペットにかけるお金や手間が増えてきている。そんな中現れたのが、ペットのカラーリングだ。
(こんな感じ。。。)
健康に悪いカラーリング
町中を歩くのは、パンダ柄やトラの模様をした犬たち。カラーリングしたり脱色したりして本物に近づけている。中には、毛をそり落として緑色に染められた「亀」犬までいる。飼い主は誇らしげに散歩させている。
一方、専門家は、染料の安全性に対して、疑問を投げかける。毛づくろいをしたり、皮膚からの吸収で、有害な物質まで体内に取り込まれる可能性があるからだ。ブリーダーが犬や子猫を染めて売ることもあるという。その結果、具合が悪くなった子猫が病院に運ばれたりしている。
ペットそのもので十分可愛いのでは?と思うのだが、中国人の考えは違うようだ。あるペットスパの経営者は、ペット用のバラ入りスパなどを用意しているが、カラーリングにも肯定的だ。すべて検査済でカラー製品には危険性がないと断言する。ここでは、カラーリングが、ペットをより可愛くする飼い主の愛情とみなされている。
はたして、ペットたちはどう考えているのだろうか?その表情からはなかなか読み取れないが、ひそかに迷惑だワンと思っているかもしれない。
中華人民共和国