
今年は第二次世界大戦後70年、ボスニア紛争終結20年にあたる。そこで、株式会社エイチ・アイ・エス エコ・スタディツアーデスクは、NGOサラエヴォ・フットボール・プロジェクトと共同企画し、”~サッカーを通じて平和教育を学ぶ~「過去」を知り、「未来」を考えるボスニア・ヘルツェゴビナ8日間”の販売を開始した。
(画像はプレスリリースより)
「ボスニア・ヘルツェゴビナ8日間」
ツアーの目的は、旅を通じて、世界の現実を知り、交流を図り、理解を深めていくことだ。
現在のサラエボには「モスタル旧市街」など数多くの美しい世界遺産があり、町の人々も陽気で明るく、かつて民族間紛争による悲惨な出来事が起きたとは信じがたい。しかし、町のはずれには、破壊されたままの建物や、銃弾の残る民家などが放置され、戦争の記憶を甦らせる。
こうした過去やいまだ対立が残るボスニア・ヘルツェゴビナの現状を見つめながら、ツアー内では、現地の学校の先生とツアー参加者の間でディスカッションが行われ、未来を担う子供たちのために、両国が共にできる平和教育の形を考える。
また、2000年にボスニア・ヘルツェゴビナの小学生民族混成サッカーチームとして活動を始めたクラブチームFKクリロの結成当時の様子や、サッカーを通じて子供たちが民族に関係なく交流し一体となっていった体験の話を聞く機会も設けられている。
出発日は8月17日。旅行代金は289,000円。
戦後70年間平和に暮らしてきた日本人も、平和認識の見直しを迫られている。このような旅を経験するのは、平和の価値を改めて考えてみるのに有用かもしれない。
株式会社エイチ・アイ・エス