
全日本空輸株式会社は、訪日外国人向けプロモーションサイト「IS JAPAN COOL?」において、「アート」をテーマとしたバーチャル美術館『IJC MUSEUM』を2月29日に開設した。
(画像はプレスリリースより)
『IJC MUSEUM』
『IJC MUSEUM』は、日本を代表する現代アーティストの作品を仮想空間上に展示する美術館。それを可能にしているのは最新テクノロジーだ。
まず、360度のパノラマ視点で見渡すことのできる展示空間は、実際に建築家の監修のもとに設計されており、美術館を本当に訪れているかのように感じさせる。
また、アーティストの作品は、最新鋭の機器を用いて3Dスキャンされ、自由な角度から観賞したり、超高精細な画像データとして細部まで拡大して見ることができる。
『IJC MUSEUM』に作品を提供しているのは、草間彌生、天明屋尚、Nerhol、束芋、小畑多丘、名和晃平、池田学の7組。いずれも国際的に活躍する名だたるアーティストたちだ。
展示される作品の中には、本邦初のものや、再制作は不可能だと言われるインスタレーション作品などが含まれる。
当美術館は、アートを目的とする訪日外国人の拡大が目的だが、日本人にとっても実に興味深い。この新しい試みをぜひとも見守りたいものである。
全日本空輸株式会社