
日本最大級のライフサービスプラットフォームを展開するシェアリングテクノロジー株式会社(本社:名古屋市)は、全国から寄せられた衛生害虫(ダニ、トコジラミ、ノミなど)の駆除相談に関するデータ3,128件をもとに利用実態を調査した。
(画像はプレスリリースより)
利用実態の結果
調査の結果、まず、衛生害虫がよく出没するのが寝室で、特に「チリダニ」と「トコジラミ」が多く出没する。
衛生害虫が好む(1)20~30℃ほどの温度、(2)約60%以上の湿度、(3)フケや垢などのエサがふんだんにあるのが布団やベッドのある寝室なのだ。また、衛生害虫が好む季節は夏。
衛生害虫の繁殖力はすさまじく、例えばダニは6週間の間に150倍に増えるともいわれている。
つまり、たった100匹のダニが3か月たらずで225万匹に増えるのだ。家屋の一部で発生するとあっという間に家屋全体に広がる。
では、どうしたらこの繁殖を食い止められるのか。
衛生害虫が苦手とするのは、「低湿度」と「高温」。布団乾燥機などで寝具に熱処理を加えることで、衛生害虫を死滅させることができる。
熱処理した後に掃除機をゆっくりかけて取り除けば、死骸によってアレルギーを発症するのを防ぐことができる。
なお、天日干しは寝具を乾燥させて湿度を下げることはできるものの、すでに繁殖している衛生害虫を駆除できる60℃までは達しないとのこと。こちらはあくまで予防法であって、駆除方法ではないそうだ。
というわけで、今すぐ、布団乾燥機等で自衛した方がいいかもしれない。そうでなければ、専門業者に駆除を頼むことだ。
シェアリングテクノロジー