
株式会社宮下企画が運営する「米とサーカス」(高田馬場・錦糸町の2店舗)では、 9/30(日)まで昆虫食フェア『未来の食卓、昆虫料理 vol.3』を開催している。
(画像はプレスリリースより)
『未来の食卓、昆虫料理 vol.3』
人口増加による食糧難や地球温暖化に対抗する切り札として世界中で注目されている ‘昆虫’。
そんな‘昆虫’を「米とサーカス」では和食メニューとスイーツにして提案し、系列店の「バーあでぃくしょん」(高田馬場)では、 昆虫食の魅力を写真・イラスト・レシピで展示して、オリジナル虫カクテルを提供している。
第3弾となる試みとして、今回は、徳島大学で行っているフタホシコオロギ食用化プロジェクトで養殖したコオロギを、飲食店として初めて使用。合計13種類の昆虫を9品のメニューで展開する。
「米とサーカス」高田馬場店には、徳島大学からやってきた生きたコオロギとのふれあいコーナーも特設。食べる際には素揚げにした状態で提供され、コオロギ本来の味も確かめられる。
昆虫食には多くの環境的な利点がある。牛肉1キロを生産するために8キロの飼料が必要なのに対し、昆虫は2キロで可能であり飼料変換効率が高いと言われている。
また温室効果ガスの排出量・養殖に必要な水と土地という点から見ても、家畜動物より環境への負荷が低いと計算されている。
栄養面からも、種類によって差異はあるものの、高たんぱく質で必須アミノ酸や鉄分などのミネラル・ビタミンも豊富に含んでいる。100g当たりのたんぱく質・ビタミン・ミネラル含有量は、何と肉・魚よりも高いことがわかっている。
そう遠くない未来に昆虫食が不思議でなくなる今日この頃、いち早く実食してみてはどうだろうか。
株式会社宮下企画