株式会社高速オフセットでは、アップサイクル用紙やフェアトレード用紙での印刷サービスに力を入れ、紙製品の開発・研究プロジェクト「紙研究所」を立ち上げた。
(画像はプレスリリースより)
高速オフセットの紙研究所プロジェクト第9弾。①廃棄されるはずだった小豆の殻を混抄した紙 ②色と柄模様が特徴 ➂魔除けなど意味をもたせたいデザインにおすすめ
紙研究所のプロジェクト第9弾では、小豆殻CoCという用紙を使った商品開発を行った。
小豆殻CoCとは、本来廃棄されるはずだった小豆の殻と紙の原料になる木材パルプを混ぜ合わせて作られた用紙のことをいう。この用紙は、ほんのり小豆を思わせる色と殻が特徴。
また、少しふわっとした質感があり、どことなく和のイメージを連想させる。印刷・製品事例としては、薄めの紙厚なので、パッケージに+αで使えるような帯巻・熨斗が考えられる。
また、100g/㎡及び65g/㎡の厚さがあり、包装紙としても利用可能。包装紙としては少し厚みがあるので、高級なパッケージの包装紙にも最適。
用紙に色がついているので、シンプルなロゴや単色のイラストとよく合うため、パンフレットやノート、一筆箋にも使用できる。
ノートで、中の用紙に白色を使いたいということであれば、表紙だけに小豆殻CoCを使用し、中の用紙をkome-kamiもしくはFSC®認証紙に変更するなどもおすすめだ。
「小豆殻CoC」の様々な用途の提案に、サステナブルな紙の未来を見ることができる。
株式会社高速オフセット