
今までインディーズで活躍、一部の熱狂的なファンからカルト的な人気を呼ぶほか、その音楽性で音楽好きからも高い評価を得ていた毛皮のマリーズが、2010年4月21日にセルフ・タイトルのアルバムでメジャーデビューすることとなった。
各メディアでもメジャーデビュー前から引っ張りだこの彼ら。タワーレコードの「NO MUSIC,NO LIFE」のポスターに新人ながら異例の起用をされたり、アルバム発売前となる2010年4月7日にはタワーレコード限定シングル「NO MUSIC,NO LIFE.」も発売が決定。そんな彼らの衝撃的な最新アーティスト写真を入手した。
今回のアーティスト写真とジャケット写真を手がけるのは、松任谷由実やMr.Childrenなどのジャケットを多数手がけてきたアート・ディレクターの信藤三雄氏。CFディレクターや映像ディレクターとしても活躍している。
毛皮のマリーズのフロントマンである志麿遼平氏は、かねてより寺山修司や江戸川乱歩などの文学からの影響と、T-REXやデビット・ボウイなどのグラムロックからの影響を公言しており、その強いこだわりに信藤氏が強く共鳴を得た結果、このアンニュイな不思議さの漂う、妖艶なアーティスト写真が完成したというわけだ。
アルバムジャケットには化粧を施したフロントマン志麿氏の超アップの写真が使われており、こちらの写真のインパクトも相当なもの。2010年3月27日には東京・六本木ヒルズの「Hills Cafe」にて、ロックとアートの融合をテーマに信藤氏と志麿氏によるトークイベントの開催も予定されている。この異色のコラボレーションとなるトークイベント、興味深い話が聞けそうだ。どちらのファンも、興味があれば足を運んでみてはいかがだろうか。
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