育児放棄は4月ごろから深刻化
大阪市西区のワンルームマンションで幼い姉弟2人が母親に居室に閉じ込められ、遺体で見つかった虐待事件が記憶に新しいところです。
警察の取り調べで、さらにむごい現実が明らかになってきました。
空っぽの冷蔵庫の中には、子供たちが触ったような跡が残っていたそうです。
姉妹は部屋の冷房が効かないため涼しさを求めたりしたのではないかと考えられています。
猛暑ですから、部屋の中に閉じ込められていたのではたまらない暑さだったでしょうね。
さらにゴミ箱からは、段ボール十数箱分のごみが出てきたそうですが、コンビニ弁当やカップめんの容器、スナック菓子、パンなどの包装類や生ごみ、おむつばかりで全く生活感はなかったそうです。
部屋にはベッドとテレビがあるのみで、キッチンには包丁やまな板、鍋などの調理器具や食器類が一切なかったというから驚きですね。
さらに水道も4月中旬以降ほとんど使われた痕跡がなく、浴室にせっけんやシャンプーもなかったそうで育児放棄は4月ごろから深刻化したとみられています。
育児放棄