
韓国では、10月22日から24日まで、全羅南道霊岩郡の韓国インターナショナルサーキットで、初めてのF1グランプリが行われた。
違法建築?
無事にグランプリが終わった後に、観客席を含むサーキットの建物がほとんど違法建築であることが判明した。具体的には、51棟の施設のうち、27棟がいまだに検査を通っていない。しかし、大会主催者は、それが判っていながら、グランプリを開催したのだ。
検査が終わった23棟にしても、レース前日の21日の夜、検査申請が提出され、レースが始まった23日の朝に許可が下りたという綱渡り的なものである。
観客席のところどころに鋼材が露わになっており、工事のずさんさを思わされる。部品が観客の額に落ちたこともあるというから、一歩間違えれば、大惨事になったかもしれない。
車の運転以前に、設備をきちんとしてほしいものである。
F1グランプリ