
日本が誇る天才打者イチロー。側にいた人々が彼の真の姿を語った。
*写真はイメージ画像
バッティングプランを簡単にクリア
まずは、イチローのオリックス入団時のコーチだった河村健一郎氏。河村氏が立てたバッティングプランを予定より早くことごとく完璧にクリアするイチロー。たった18歳の選手が、たちまちプロのコーチを魅了してしまった。
バットを変えない凄さ
次に1994年からコーチを担当した新井宏昌氏。新井コーチを驚愕させたのは、イチローがバットを変えなかった事だ。普通の打者は、レベルアップのために、バットを変えていくという。イチローは、バットで調整しなくてよいほどのトレーニングを行っていたのだ。新井氏は、イチローに畏怖の念を抱いている。
芝目まで見ている
イチローとチームメートだった長谷川滋利投手。イチローは10年連続ゴールデングローブ賞を貰うほど、守備がいいので有名だが、肩がいいだけでなく、そもそも他の選手よりキャッチするのが早いのだそう。しかも外野の芝目まで観察しており、守備の調整をしているというから驚きだ。
私生活もマイペース
さらに、新井氏と共にイチローを見てきた山田久志コーチ。私生活のイチローも決して自分のスタイルを変えないという。周囲には流されず、嫌いなものは嫌いといい、食べるペースも相手によって乱されない。
自らを信じ、マイペースを守るイチロー。一体、この男はどこまで深く進化し続けるのだろうか。
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