月は地球の核爆発の産物?
月の正体といえば、初期の太陽系において地球がなにかと衝突した際に生じた大きな破片であるというのがこれまでの科学者達の中での定説だった。しかしここにきて、二人の科学者が月の由来に関する新しい理論を持ち上げた。
彼らのアイデアは、『月と地球は元々一つの、どろどろに溶けた状態で回転していた大きな岩石だった。そして、その溶けた岩石の塊から離れた一部分がやがて月となった』という、
月は地球の核爆発により生まれたという説だ。これは、『月は衝突によって生まれた地球の破片』という従来の説とはまた違ってくる。
彼らのこの理論は、十九世紀にある程度の大筋が出来ていた分裂理論を元にしたものだ。この理論についての詳細が知りたい方は、
外部リンクを参照のこと。
我々はどこからきて、どこへ行くのか――そう考える科学者は、月を仰いで月の由来を考える。
たまには我々も夜空を見上げて、月に思いを馳せてみるのもいいかも知れない。
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