
冬になると流行の兆しを見せる
ノロウイルス感染症。その
ノロウイルスの名称変更を学会、
厚生労働相、報道機関に求めている方がいるというニュースがasahi.comに掲載されていた。
名称変更を今年3月から要求しているのは近畿地方に住む3児の父、野呂氏。
「野呂姓の子どもたちが不要に嫌な思いをしなくていいよう、正確に『ノーウォークウイルスに感染』と言うべきだ」
と主張する野呂氏だが2002年、ウイルスの分類と命名を行う
国際ウイルス命名委員会(ICTV)の提言と、パリで開催された第12回
国際ウイルス学会での承認を経て「
ノーウォーク様ウイルス」の名称は「
ノロウイルス」(Norovirus)に変更されてしまっているのだ。
この野呂氏のみならず全国の野呂さんには気の毒だが国際的な正式属名を変更するのはまず無理だろう。名前で笑われたり、バカにされることは「野呂」という名に限ったものではない。ここはそれを乗り越えて、名前を笑う奴を笑い飛ばせるようになってもらうしかない。
頑張れ、野呂さん!
asahi.com(朝日新聞社):「ノロって呼ばないで」 野呂さん、ウイルス改称訴え - 社会カリシウイルスの命名変更について