
小説あるいは映画の「ダヴィンチ・コード」には、わくわくさせられたものである。ここで、現実の「モナ・リザ」の目に、巨匠レオナルド・ダヴィンチが暗号を残した可能性が出てきた。
モナ・リザの目の中のメッセージ
イタリアの国立文化遺産委員会のメンバーが、「モナ・リザ」の目について書いた古文書を発見。その内容に興味を持った委員会が、実際のモナ・リザの絵について調査を開始した。調査の結果は、シルバノ・ビンチェティ委員長によると、「モナ・リザ」の右目には高度な拡大鏡でしか見えないレオナルド・ダヴィンチのイニシャル「LV」が描かれている。また、左目には、「CE」あるいは「B」、背後の橋のアーチには、「72」あるいは「L2」という文字が見られるそうだ。
ビンチェティ氏は、イニシャル以外の文字を、作者からモデルへの愛の言葉ではないかと示唆している。
しかし、拡大鏡が無い時代に、このような細かい文字が描かれた事については、疑問の声も上がっている。なかなか謎は解けないようだ。
「モナ・リザの微笑」ではなく、「モナ・リザの微小」なのだろうか。
ダヴィンチ・コードモナ・リザ