
刑務所で日焼けができるとは、いきなはからいだ。モスクワのブトイルカ刑務所では、日焼け用ベッドが導入される。
健康管理のための様々な試み
同刑務所は、ロシアでももっとも環境の悪い刑務所だと言われている。2009年11月には、弁護士だったセルゲイ・マグニツキー受刑者が、37歳で命を落とした。弁護団によれば、医療処置が足りなかったためという。
刑務所所長のルゲイ・テリャトニコフ氏は、日焼けベッドの導入は健康増進のためと述べる。さらに受刑者の健康チェックのため、超音波装置やインターネットのスカイプも取り入れる。また、スパ施設も建設を検討されている。
ブトイルカ刑務所では、マグニツキー受刑者の件がかなり痛手となっている様子だ。これからは、健康的な受刑者が増えていくのだろうか。
モスクワ